2016年5月18日、圏央道鶴ヶ島ICから国道299を経て中津川林道にいってまいりました。
前知識もなく、「適当にポタリングするかぁ」程度の気持ちで走り出しました。のちに後悔することになるとは。
全長は20kmほどだそうですが、この時は何kmあるかもわからず走っていました。
忘れたころに現れるガードレース。苔が張り付いて、あまり手入れはされていないようでした。
峠のガードレールというものは、谷底に落ちないように存在するのですが、危険なところでも中津川林道では存在しないことが、しばしばありました。
時々、道がすごく狭くなります。そして、申し訳程度のガードレール。ガードレールの向こうは谷底。
切り開いて作られたような道はワクワクします。
新緑の季節なので緑が気持ち良い。
景色は最高だけど、油断するとパンクと転倒の危険があり、景色をあまり楽しめない。
写真ではあまりわかりませんが、普通の砂利道とは違い、鋭利な石が多いので、パンクしないかすごく不安でした。
走り出して1時間少し、地図を確認しようとすると電波がない。どこを走っているかも分からず、ものすごい不安に駆られる。
大きな岩が落ちていたりと不安を掻き立てました。林道はあまり経験がないので10kmから20kmぐらいでゆっくり走ることしかできません。
今にして思うと、やはり頂上付近に近くなるほど道は悪路になっているようでした。
壊れたガードレールが不安をさらに掻き立てます。
しかし、急にガードレールが新しく、綺麗になったり。
起点より19km。ずっと走ってきましたが、こんな目印ありませんでしたよ。
そして、視界が開けたなぁと思ったところで、ゴールの三国峠の看板が見えました。思わず、バイクを止めて、気が付けば一息ついていました。そして、走りぬいたのがわかった瞬間、達成感と安心感と空の青さがすごかった。
三国峠のトイレを通り過ぎて、見晴らしの良い方向へ。
ここで、またもや小休憩をし、その後、コンクリートのありがたみを感じながら下りました。
事前準備なしでしたが、最高に楽しかった。
終わり。